危険な歯周病 (歯周病の治療方法)

歯周病治療の治療とは?

patient
歯周病になってしまった場合は、どんな治療をするのですか?
それと、治療すれば歯周病は治りますか?
Dr
前回から引き続き私が説明しますね。
歯周病がどの程度進んでいるかにもよります。
まずは、歯周病の進行状況を知ることから始めましょう。
下の図を見て下さい。
Dr
歯周病のポケットが深くなるにつれて、治療の難易度も高くなります。
重度の歯周病の場合は、歯を支える骨が少ないので自然に抜けてしまうか
抜歯になる確率が高くなります。

歯周病の進行度に合わせた治療

軽度 まだ初期であれば、歯科医院での歯石除去+ホームケア(正しい歯磨き)で改善されます。
中度 歯周ポケットが深くなるので、歯石が歯周ポケットの奥に入り込んでしまうので歯の奥に付いている歯石除去が必要です。治療中は痛みが出やすいのでマスを必要とします。
重度 ここまで酷くなると、歯と歯茎の中の歯石は通常の治療では出来ず、歯茎を切って歯の根元が見える状態で付着したものを除去する外科処置が必要です。
また、歯がグラグラと動く事で歯を支えている骨が吸収(無くなってしまう)してしまうので、隣の歯を利用して連結で固定したり被せ物(クラウン)を繋げて作る場合もあります。
patient
あ~~・・・・。
自分の今の歯周病の状態が分からないから、
怖いですね・・。
Dr
歯周病は、【サイレント・ディシーズ(静かなる病気)】と呼ばれていて、
自覚症状が現れた時には手遅れなケースになっていたと言われるほど恐ろしい
病気なんですよだからこそ、普段からのケアが大事なんです!!
日本では基本、定期健診は3か月ごとでお伝えしているクリニックが多いかと
思います。それを、おろそかにしてしまうと・・・・
patient
・・・・・
Dr
では、次のBlogで自宅で出来る基本的な歯磨きや
フロスの使い方を説明しますね。
また次のBlogで会いましょ~~✋
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