神経治療(乳歯の場合)

神経治療(乳歯の場合)

Lさん
子供の神経治療について、聞きたいのですが・・・

Dr 

はい、わかりました。説明させて頂きます。
乳歯の歯は、表面にあるエナメル質が永久歯に比べて柔らかいため、虫歯になりやすいです。
そのため、虫歯が進行して歯の中にある神経や血管が通っている部分が炎症・感染を起こします。
こうなった場合は、永久歯と同じように神経治療をしなければなりません。

Lさん
え~~、知らなかったです。
乳歯は抜けてしまえば、次に永久歯があるから大丈夫だと思っていました。
乳歯の神経治療は、永久歯と同じような治療過程なんですか?
Dr U
はい、そうです。
麻酔をして、炎症や感染を起こした歯髄を取ります。
取り除いた後は、歯髄を取った後の空洞の部分を消毒して菌が入らないように密封します。
最後は、クラウン(ステンレスの被せもの)を被せます。
Lさん
被せものは、歯と同じ色の白いものはできますか?
子供でも金属だと目立つような気がするので・・
Dr U
タイでは乳歯の場合、型を取らずに出来上がっているステンレスの被せものをセットします。
白い被せものですと、出来上がっているものが無いため型を取らないといけないんです。
型を取ることを嫌がるお子さんもいますし、型を取っている最中に動いてしまうと
型を取り直さないといけないので、四つ葉デンタルクリニックでは乳歯は
ステンレスクラウンでお願いしてます。
乳歯の間だけですので、永久歯のために頑張りましょう!!
Lさん
ちなみに、虫歯になっている乳歯を抜いてしますのはダメなんですか?
Dr U
虫歯がかなり進行して、神経治療も行えない状態でしたら抜歯することも必要ですが、
抜歯した後に歯と歯の間にスペースができます。
永久歯がでるまで、期間が長ければ長いほど両側の歯が抜歯してできた開いているスペースの方向に
倒れてきて、永久歯がキレイに生えてこれなくなります。(下の図を参考にしてください)
やむおえない場合は抜歯後、スペースを保つ治療もあるのですが出来れば、
乳歯が自然に抜けるのを待ったほうがいいですね。
Lさん
よく分かりました。
ありがとうございました!!

乳歯を神経治療しなかった場合・乳歯を抜歯した場合!!

乳歯の虫歯進行によっての治療内容

 

 

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